中国語通訳で必要なのは即断即決と勢い

中国に留学経験があったので、日本の企業で営業兼通訳もしておりました。今は中国語のレッスンをしています。中国語でも北や南や出身によってさまざまな方言があります。正直、四川省の方言や上海語はいまだに通訳できません。

しかし、一般的に北京語と言われる標準語を身につけておけば、まずは日本人と中国人との通訳はできます。企業で通訳として働くには、その会社の知識、つまり製作しているものや販売しているもの、部品の名前など、中国語と日本語を勉強しておかなければなりません。社内で使われている言葉は、日本語でも知らないことばかりです。私はノートをつくり、部品の名前の日本語と中国語を書いて覚えました。

厄介なのは、会議中の通訳です。中国人は白熱すると、とても早口になり、それを日本人に訳している暇がありません。もうそこは、通訳する人次第となってきます。無駄なおしゃべりの中から、どれだけ必要な言葉をピックアップして言葉にするか、瞬時に判断していかなければなりません。そして、もごもごせず、多少自信がなくても思い切って言い切ることも大切です。前後の言葉でフォローすればミスは防げます。



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