売れる翻訳者になるための3つのメソッド

オンライン英会話が人気ですね。これから外国語の翻訳の仕事をしようと思っている方、もしくはもうすでに翻訳の仕事をされている方にとって「売れっ子翻訳家」になることは一種のステータスです。筆者も英語から日本語への翻訳をかじったことがありますが「相手に伝えることの難しさ」をひしひし感じました。わずかなキャリアの間につかんだコツを伝授したいと思います。

・「カッコいい言葉」を見つけようと思わない

外国語の翻訳をおこなっていると「人からどう見られるのか」とても気になることがあります。人からどう見られるのか客観的な目線をもつのは翻訳家にとって、とても大切なことです。
けれども無理に飾り付けすぎた言葉を並べすぎると、デコラティブした箇所が浮いて見えることがあります。ふだん使われている言葉を当たり前のように自然に並べることも、売れる翻訳家のスキルです。

・「読者の顔」を思い浮かべる

ロシア語を日本語へ、中国語を日本語へ。2つの言語の橋渡しとなる翻訳作業は、とてもグローバルで雄大な仕事です。
もしあなたが「どう訳そうか」迷ったときは、この文章を読むであろう読者の顔を思い浮かべることが大切です。ユニークな童話には笑いながら読んでくれるお子さんの顔、ややハードな哲学書には「人生の道しるべを知りたい」大人の読者の顔があります。
読んでくれる人の期待にそえようと努力することが、相手に伝わるイイ翻訳作業をうむことがあります。迷ったときは、あなたの翻訳を楽しみにしてくれているユーザーの姿を思い浮かべることが大切です。

・何より「あなた」が楽しむ

イイ翻訳をすると、原本に生きた空気がプラスされ臨場感がうまれてきます。反対に味気ない翻訳をすると、原本の良さがいかされない暗い空気が漂う文章がうまれます。
もしあなたが売れっ子翻訳家になりたければ、何よりもあなた自身が翻訳作業を楽しんでみること。あなた自身が「この仕事、自分に向いている」と思えるようになると、とたんに今まで見えなかったボキャブラリーや知識がうまれてくることがあります。
翻訳は翻訳家のセンスをあちこちに散りばめられる、世界で数少ない楽しい仕事のひとつです。あなたがリラックスして目の前の仕事に取り組めるようになると、未来のチャンスもきっと増えてくると思います。



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